wreath_hrko’s diary

母と娘のダイアリーです

小学生のころは嫌いだった曲

もうすでにマルをもらって終わった曲ですが・・

 

先週まで 小学生のころは難しくて嫌いだった曲を

この歳になって

夢中になって練習していました

 

ブルグミュラーの「狩り」

 

youtu.be

↗これは練習中の動画(聞き苦しいです すみません)

 

この ソソソ ソソソの練習

小学生の頃 あんなに嫌々やっていたのに

今練習すると 楽しいのはなぜ??

延々 ソソソ・・とやってしまいます

 

過去に最後に弾いたのは・・

 

30年か40年か 考える気にもなれませんが

本当に久しぶりです

 

この練習動画のあとしばらくして

先生に(努力を)褒めちぎられて無事「合格」し

今は次の曲「やさしい花」を練習しています

 

添削レッスン 楽しいですよ

 

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母のお弁当

今週のお題「お弁当」

 

はてなブログ今週のお題が「お弁当」だそうです

 

お弁当・・

 

と言ってすぐに思い出すのは

 

「冷えた唐揚げ」

 

私は子どもの頃から「お弁当に入っている唐揚げ」が大好きです

必然的に 冷めています

お弁当ですから

 

母がいつも作ってくれていた唐揚げ

美味しかったなあ

 

アツアツの唐揚げも好きだけど

なぜか

お弁当の、冷えてしまった唐揚げが大好きでした

 

味がしみこんで ちょっと濃いめの味付けで

ご飯によく合う

 

大好きです

 

 

私の子供たちは・・

私が作ったお弁当で何が好きだったかなあ

 

なんだか思い出すと

申し訳ないかんじ

あまり手の込んだものを作ってあげられませんでした

 

というか うちの子たちは自分で作っていましたね

私が働いていて大変だと思って

逆に私にお弁当を作ってくれるような子たちです

 

小さい頃からよく一緒にご飯を作りましたね・・

もうちょっとママらしく

美味しい可愛いお弁当を作ってあげたかったな

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トマトの苗を持って

天気が良かったので電車に乗って母と父の様子を見に行ってきました

お土産にトマトの苗を持って

 

 

母が 「トマト(の苗)がほしい」と

ずいぶん前から言っており・・

 

家庭菜園にいろんな野菜の苗を植えているのですが

トマトを買うタイミングを逃したそうです

 

 

買いに行ってこようかな(=車で)、というので

いやいやいや、私が買って持っていくから~

と慌てて止めました

 

 

80歳を過ぎてなお、運転している母

 

恐怖です

 

 

「これから電車で行くね」とラインすると

「駅まで迎えにいくよ」と返ってきます

 

高校生の娘とその母の会話のよう

 

 たしかに 昔

バイトで遅くなるとよく迎えに来てくれていました

 

 

そんな娘(私)も はや50代

80代の母に車のお迎えを頼む訳にはいきません

なのに

 

「怖い怖い、歩くのは全然平気だから来ないで~」

「平気よ~まだまだ運転は大丈夫」

「いやいや、危ないってー」

 

という問答を毎回、しています

 

 

運転をやめる、というのは

とてもとても 寂しいことらしいです

悲しいのだそうです

 

 

それも分かるけれど・・

やはり高齢者による事故のニュースなど耳にすると

他人事とは思えず

非常に心配です

 

 

 

何年か前に

それまで無事故 無違反歴50年以上? を誇っていたのに

ごく近所の交差点で信号無視で捕まってしまいました

 

 

「黄色だった、絶対に黄色だったのに赤だったと言われた」

「年寄りだと思って」

と かなりプリプリしていました

 

 

その結果 

運転試験場に出向き

”高齢者用の筆記試験”

というのを受けることになりました

 

 

なかなか手ごわい試験だったようで

終わってから興奮して話してくれたのですが

興味深い内容でした

 

 

ある絵をしばらく見せられて 制限時間内にその内容を記憶し

どれだけ細部まで覚えているか再現する というテストや

 

時計の絵が描かれていて 2時45分になるように

長針と短針を描き込みなさい というテストなど

 

 

なるほど、難しいかもしれません

 

 

「隣に座ったおじいさんが『わからん わからん』とずっと言っていて

集中できなかった」 

 

とも言っていましたが

 

結果は90点以上で

大いに誇らしい気持ちだったようです

答案を受け取って喜ぶ姿が 想像できました

 

 

とはいえ

子どもとしてははやくリタイアしてほしい

 

でも

バスにしても電車にしても 

駅 というものがすべて遠く スーパーも遠い

 

たしかに 

車がないと非常に困るのです

 

同じ状況の人は大勢いるのでしょうね

 

 

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ピアノ 80歳の挑戦

母からキーボードを買った、と聞いたのはもう3,4年前のこと

 

ただでさえ物の多い実家に

また大物を迎えたか

 

と 内心苦笑したような気もします

 

ちょうど色々と雑事に追われていたころで、

そのときは私もまともに話を聞かず 

そのまますっかり忘れていました

 

実家に行ったときにも キーボードの存在は目に留まりませんでした

おそらく一度も見かけていません

 

 

半年ほど前だったか、ふとピアノの話になりました

 

 

「私もキーボードあるけどね」 と話はじめた母

 

「えっそうだっけ」と私

「買ったの?」 

「買ったよ」 

「へ~ いつ?」

「だいぶ前よ」



とそこまで話して 突然ハッと記憶がよみがえり

そうだ、買ったと言っていた 

と思い出しました

 

 

しかしながら

 

「ちっとも弾けるようにならん・・

教材も付いてて高かったけど、難しくてさっぱりよ」

 

とのこと

 

 

「どんなキーボードなの?

そもそも どこにあるの」 

 

(というか そもそも居間に本物のアップライトピアノがあるのですが それは無視?)

 

と聞くと 

二階の、今は倉庫化しているかつての私の部屋に案内してくれました

 

 

ばーん と置かれていたのは卓上のキーボード

かなり大きいです

楽譜もたくさんセットになっていた らしいですが

 

 

その楽譜は・・行方不明とのこと

どこいったか分からんようになった そうです

(なぜ?)


 

そして、そのキーボード

スイッチがたくさん付いている

私でさえ(という私もいい歳ですが)操作に迷いそうなほどのボタンの多さ

 

ラインでスタンプを返すので精一杯なのに

これはお年寄りには無理でしょうよ・・

 

 

「何を弾きたかったの?」とたずねると

なんでもよいけど、広告見てたら弾いてみたいと思った

とのこと

 

新聞の広告か何かを見て注文したもようです

 

キーボードに全く罪はありません

高機能でおそらく素晴らしい商品です

ただ 使いこなせません・・

 

 

新品のままのキーボード 

せっかく我が家にやって来たのに

倉庫で埃をかぶっているのもかわいそう

 

電源を入れて 私が試しに弾いてみました

 

アップライトピアノとは違う電子的な音

でも鍵盤が軽いので

弾きやすいといえば 弾きやすい 

 

 

母は私たち子どもが 昔 弾いていた曲をよく覚えていて、

私が「こういうのあったね」とちょっと弾いてみると

「ああそれ よく弾いとったね~」と懐かしそう

 

しばらく一緒に口ずさみました

何十年も前に弾いた曲なのに

1曲まるまる覚えているものです

(弾けないけれど歌える)

歌い終わってもまだ嬉しさで興奮冷めやらぬ私たち

 

「これくらいなら、私が来た時に一緒に練習しようか?」

 

と言ってみましたが

「そうは言ってもなかなか~」

と遠慮する母

 

 

で、非常に前置きが長いですが

 

 

80歳ですが やって出来なくもないかも

そしてボケ防止にも良いかも

という私の期待もあり

 

母 愛用のタブレットを使って練習ができる、

簡単な練習アプリのような、

気長に続けられる、

何かないか?

 

と探していて見つけたのが今のお教室です

習いに行くのはまず無理ですし

断然安いので 即決 

 

何が良いかというと

 

アプリだと見守りがないので続きませんが

人間の先生が付いてくれるのです

励ましのお便り(コメントですね)をくださるのです

 

 

その後 私も仲間入りし

私の方が夢中になってしまい

母を放っておいたまま どんどん進んでしまっています

ごめんなさいねお母様

 

つぎに行ったとき必ず

練習サポートしますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピアノ動画添削レッスン

ピアノを習い始めたのですが

普通の教室に通うのではなく、動画添削レッスンというのを選びました

 

最初に動画がマイページに配信されて

それを見ながら練習し

弾けるようになったら添削してもらいます

 

今のご時世では教室に通うのもなかなか難しいようで

いろんな教室があるものですね

 

子どもの頃習っていたのでピアノはもともと好きです

でもあまりにもブランクが長く(小学生くらいで辞めました)

果たして弾けるだろうかと思いましたが

そもそも上手ではなかったし

どうかなと心配もありましたが

 

やってみると楽しい!

かなり、楽しいです

 

ブルグミュラーという教本があるのですが

それをやっています

 

ブルグミュラーというのは

ピアノを習っていた人なら皆知っているのでは?

という有名な曲集です

初心者向けの教本ですね

 

でもけっこう綺麗な曲が多くて

子ども向けなのかもしれませんが

決して子供っぽい曲ではなく

どちらかといえば哀愁のあるような

大人な感じの曲が多いです

 

子ども心に この部分好きだなあ・・

と思うフレーズがいくつもありました

 

それを今弾いているわけですが

懐かしい懐かしい

しかも覚えています とてもよく

 

先生に怒られながらよく弾いていたなあと

その頃の先生の口調や 教室の間取り

先生のお母さんが出してくれるカルピスやお菓子

置いてあるマンガ

(ほぼ、そのマンガ目当てで通っていました)

 

いろんなことが、曲と合わせて蘇ります

 

ああ こんなに今楽しめるのも

あの先生のおかげ と

当時は怖い先生だとも思いましたし

わずかな年月で辞めてしまいましたが

感謝しなければいけません

 

そして今教えてくださっている先生にも感謝しています

楽しく 優しく

分かりやすい動画で

申し訳ないような低料金

 

こんな風にピアノを習えるようになるなんて

いまの時代に生きてて良かったと思います 

 

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自宅で介護するということ つづき

周りは心配しましたが、さすがに介護歴40年近いことだけあって

数か月過ぎると父も母も落ち着いたようでした

とはいえしばらくは「祖母の時と違う」と感じるさまざまな事に対応できず

困ることも多かったです

やはり体も祖母よりずっと大きいし 重いので

 

一番の悩みが排泄問題

 

導尿をしているので「小」はまだ良いのですが

「大」が・・・・・大問題です

 

そこだけは

ボケてしまったか!?

と疑ってしまう始末でした

ここから汚い話で恐縮です

 

自分の出したものを触ってしまうという奇態

最初は衝撃だったのですが

 

調べに調べると よくある話のよう

 

ふだん普通に会話が出来ていても

その時だけ分からなくなるそうです

自分の体から何かが出てきた瞬間に

 

「?」

 

と思うのだそうです 

そして 何だろうこれは

と思って取り出してみる

 

すると手が汚れる

 

ああ汚れた いけない 拭かないと

と思ってそこらじゅうに なすりつける

 

ということらしいです・・・

 

こうやって書いてみると やっぱりボケているってことだな

と思ってしまいます

 

これには振り回され 母も疲労がピークに達していました

みんなで どうしようね これずっと続くんだろうか

と悩みに悩みました

 

それが

なんとしばらくして 治まりました

 

一時期は特殊なパジャマを買ってみたりしました

ツナギになっていて 手をいれられないようになっているものです

着替えやすいようにチャックで全開できるようになってもいますが

フックのつまみの部分を取り外せるようになっていて

患者さんは自分では脱ぐことができません

 

でも結局 中で散々に汚れてしまい 洗い物が大変なのは一緒

 

おむつも色々試しました

しかし特に苦労は変わらず

 

結局いちばん効果があったのは「声かけ」だったようです

ともかく 叱らないこと

不安が大きいと酷くなるようだったので

 

ともかく 穏やかに 声をかける

それが一番功を奏したもようです

 

母が言うには ちょくちょく手を握る のがいいそうです

嬉しそうな顔をするから

と言っていました

 

今では出る前に知らせてくれて

1日おきの午前中 とか

リズムが出来てきたようです

 

もともと転んでケガをしたために筋力が落ちて歩けなくなり

そこから寝たきりになって

気持ちが落ち込んで弱ってしまっただけなので

 

毎日のように来る訪問看護の看護師さんや先生との会話

母との会話

ときどき様子を見に来る私を含めた子世帯との会話

 

それらも刺激になって だんだん回復してきたようです

といってもまだ寝たきりですが

 

それでも目に輝きが多少戻っており 話しているとときどき

昔のきりッとした父の面影が見えます

 

このまま おばあちゃんのように100歳を越えたりしてね・・・

と たまに思います

 

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自宅で介護するということ

母が父を自宅で介護しています

 

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私を含め、子世帯はそれぞれ車で1時間程度の距離に住んでおり

なるべく実家に顔を出すようにはしていますが

それぞれに事情があり、仕事もあってなかなか難しいです

交代で週に1度行ければ良い方です

 

母はそれまでも自分の母親を40年近く自宅で介護していました

101歳で大往生した私の祖母は朝、ウトウトしながら母に歯磨きをしてもらっている最中に呼吸が止まりました

 

私から見ても祖母の晩年はとても穏やかな日々で、ゆっくりゆっくり歳を取っていました 

脳梗塞も糖尿病も高血圧もあったはずですが、最後にはすべて消えてしまったようでした

 

肌もすべすべ、機嫌よく、いつも清潔な布団の中で

暑くもなく寒くもなく

おばあちゃん幸せだったね、と思います

 

 

 

祖母が亡くなって介護の日々がついに終わったと思いきや

次は父の番

 

 

昨年父が家の中で転んで入院しました

もともと過去に脳梗塞をやっていて弱ってはいたのですが

入院してあっという間にしぼんでしまい、元気がなくなりました

 

頭はしっかりしているはずなのに

目の焦点が合っていないというか・・・

 

病院で最初に見たとき、父だと分かりませんでした

 

次第に声掛けに対する反応も鈍くなり、

作業療法士さんにも「認知症が入ってますね」と言われました

 

 

 

でも、家族から見ると、そうではないと分かりました

いま置かれている状況がショックで、思考が止まってしまっている

 

大部屋で他のお年寄りに混ざっていると、ほんとうにただの「おじいちゃん」でしかないんですね

同じ寝間着で同じように呆然とした表情で寝ているお年寄りのなかで

皆とてもそっくりに思えるのですが、実はこのお一人お一人に家族があって、それぞれに強い個性があるはずなのになあと思いました

 

 

そんなこんなで父はひと月ほど入院していましたが、コロナのこともあってある日、別の病院へ転院してほしい、と言われました

 

転院先の病棟では一旦入院したら家族の見舞いは禁止とのこと

 

ケアワーカーさんなども登場して、次々と今後の予定が組まれていきました。

転院日の決定、先生との面談、車いすでの移送の手配

こちらは不慣れなので「仰る通りについて行きます」というスタンスだったのですが、

直前になって母が「パパがかわいそう」と言い始めました

 

ぐいぐいと事を進めてくれるケアワーカーさんの前ではとても言い出せないのですが、実際は父のこれからを思ってとても胸を痛めていたのです

 

「あと1か月もこんな風だったら死んでしまう」と心配する母

家でも外でもいつも穏やかなのですが、実は芯が非常に強いです

 

ということで、他の全員が反対する中、押し切って父を自宅に連れて帰りました

 

(つづきは次回)